2021年10月8日～22日 実習感想
初めて牛舎に入って仕事を始めた時から、漫画「銀の匙」の八軒くんの追体験をしているようでした。
朝超早い、仕事きつくて身体中筋肉痛、蹴られて怪我しないようにしなきゃ、朝早すぎ、、、などなど酪農家の仕事と牛に圧倒されっぱなしの2週間でした。
それでも酪農を学んだことも経験したこともない門外漢の自分が最後まで楽しみやりがいを感じながら仕事が出来たのは、牛への思いや酪農業界の課題や今後について熱く語るすみくらさんの姿や、初めて飲む搾りたての牛乳の濃厚な美味しさに尊敬の念を抱いたからだと思います。
普段、何気なくスーパーに行って一本170円くらい牛乳を買いガブガブ飲んでいたあの牛乳が、こんなに多くの人が関わり、多くの手間をかけて消費者である自分たちの元へ届くことを知ると、店頭に並ぶ牛乳の価値は本当にこの価格設定で反映されているのだろうか、と今まで以上に自然の恵み(食べ物)に感謝するきっかけとなりました。人と自然、人と食の繋がりについて学ぶことばかりのあっという間の2週間でしたが、まどりんという場を提供してくださったすみくらさんと牛たちに心から感謝しています。