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北海道大学 Sさん

2021年9月18日~22日 実習感想

今回、5日間まどりんさんの元で酪農を体験させていただいた北海道大学の浅嶋です。

 私がまどりんさんに初めてお会いしたのは今年の5月。

別のインターンシップでお世話になったコーディネーターの方の付き添いで広尾町を訪れた際にまどりんさんとお話しさせていただきました。

「女性が酪農をしたいと思った時に、男性と同じスタートラインに立たせてもらえないのはおかしい」

「酪農女性の先輩たちが切り開いてくれた道があるから自分はここにいる。私も次の世代の子達が酪農を始めやすい環境を作りたい」

 女性で一人で酪農を行なっているなんてめちゃくちゃ大変で辛いんだろうな〜と思っていた私にとって、前向きに、楽しそうに酪農のことを話しているまどりんさんの姿はとても衝撃でした。

 札幌に戻って、仲の良い後輩に「広尾町にすごい人いる!!」とまどりんさんのことを話して盛り上がり、そこから役場や農協の方にも協力していただいてまどりんさんに受け入れていただくことになりました。

【酪農のこと】

 酪農作業はまどりんさんの近くで仕事の様子を見せてもらい、手伝える部分を手伝うという形でスタートしました。

 主に、①子牛の餌やり、哺乳、寝藁を入れる ②育成牛の水やり ③牛舎清掃 ④餌押し ⑤搾乳を経験しました。作業を体験するのは初めてでしたが、それぞれの工程でまどりんさんが一つ一つ丁寧に教えてくれたので、作業の意味を理解しながら進めることができました。

 一方で、今まで牧場見学に行っても怖くて牛に触れなかった私にとって、受け入れ初日はビビりながら牛と向き合ってました。笑

 初日は牛にビビって恐る恐る作業を行なっていましたが、作業を進めるにつれて、自分の態度や気持ちは牛に伝わってるのかもと感じるようになりました。搾乳前に撫でてあげると牛も落ち着いてくれたり(自分自身を落ち着かせる意味もありましたが笑)、「ちょっと動いてほしいな〜」って思ってたら自主的に動いてくれたり、牛と気持ちが通じた!と感じる場面がいくつもあって嬉しかったです。

 また、分娩の瞬間にも立ち会うことができて、思わず「頑張れ!」と言ってしまうほどお母さん牛の奮闘する姿に見入ってしまいました。親子で過ごせる時間がめちゃくちゃ短いことにびっくりしましたが、お母さん牛が子牛を舐めて、子牛もそれに応えるように必死で立ち上がろうとしていたあの時間はきっと牛たちにとって大切な時間で、私にとってもこれからも忘れない瞬間だと思います。分娩を見届けた後、生まれたての子にミルクを飲ませるがすごく難しくて、後輩の子と二人掛かりでもめちゃくちゃ大変だったのに、まどりんさんは普段一人でやってるんだと思うと本当にすごいなと思いました。

 私は研究で酪農家さんにインタビュー調査を行う機会があるのですが、今回の体験を通して、調査のたびに伺っていた酪農の「大変さ」を自分事として実感できました。体験してみて初めて、命と向き合うという精神的な大変さと、作業自体の物理的な大変さの二つの「大変さ」があることを学びました。ですが、一方で、5日間を通して本当にいろんなことがあって、自分と牛との関係性も日々変化し、同じような日が全くないところが面白いな〜と思いました。まどりんさんが初日に「酪農の作業自体は毎日同じだけど、その中身は一つも同じではないところに面白さがある」と教えてくれたのですが、5日間を通してその面白さを実感することができました。

【酪農以外のこと】

 酪農作業以外の時間も、ご飯を一緒に食べたり、ラジオの見学に行かせてもらったり、サンタまるしぇのお手伝いに行かせてもらったり、とても濃い時間を過ごすことができました。広尾町のパワフルな酪農女性の方々や、酪農家を支える普及員さん、まどりんさんの友人の方、役場や農協の方など、たくさんの人にお会いして、皆さんの農業や人生への思いに触れることができて良かったです。まどりんさんとその周りの方々の関係性がすごく素敵で、お互いに信頼して仕事をしているのが伝わってきました。

 また、まどりんさんが「『一人で酪農をやっているかっこいい女性』と周りから言われることに必要以上にとらわれることがある」と話していたのが印象的でした。私は最初にまどりんさんにお会いした時から「かっこいい!こんな人になりたい!」と思っていたけれど、今回、「かっこいい酪農女性」に行き着くまでに様々な出来事や葛藤があったと教えていただいたことで、表面的に物事を見てしまっていたなと感じました。いろんな話を聞いた上で、やっぱりまどりんさんはかっこいいな〜と思わずにはいられませんが、その上で生活も含めた「酪農家」として敬意を持って接することができるようにならなければいけないと感じました。私は研究で農家さんにインタビュー調査をする機会が多いので、今後調査を行う上でも、生活も含めた「農業」をしっかり捉えていきたいです。

 どの瞬間も本当に濃くて、酪農のこと、キャリアのこと、広尾町のことなどたくさん勉強になった5日間でした。これからも一緒に楽しいことやっていきたいです!受け入れていただいて本当にありがとうございました!

 最後に、まどりんさんをはじめとして、ご飯を作ってくれたまどりんさんの友人の方や、役場の方、農協の方など、たくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました!

HP・お料理係

毎晩お付き合いありがとう♪宿題結果楽しみにしています(^^)

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