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ふるさとワーホリ Oさん

2022年9月14日~29日 実習感想

2022年の9月の14〜29日の2週間実習させて頂きました。数ある募集の中で牧場の看板の写真を見てぜひ体験してみたいと思い広尾町のワーホリ制度を利用し参加しました。

私は牛を触った経験や畜産に関する知識はなく不安を抱いた状態で訪れたのですが、円佳さんが作業を一から優しく教えてくださり、その不安はすぐに無くなりました。また、疑問に感じたことも質問すれば答えてくださり、安心感を得て作業することが出来ました。

仔牛の世話や餌を牛の前に押し出す作業、搾乳、寝藁の掻き出す作業などを行う中で頂く中で、一番大変だったことは搾乳です。牛に前搾り用のカップを蹴飛ばされるなど牛のパワーに圧倒されつつ、ミルカーを牛につけて搾乳を行いました。この作業の中で私が楽しみにしていたのは牛に触ることです。午前の肌寒い中、牛に触れ肌の温もりでじんわりとなる感覚が心地よかったです。

9月18日に行われたピロロフェスでは円香さんの所属する豊栄会の紙芝居や人形劇を鑑賞し酪農音頭を参加者の方々と踊りました。紙芝居と人形劇は酪農を子供に知ってもらうことを目的に作られたものであり、子供達が目を輝かせながら集中して鑑賞していたことが記憶に残っており、子供達に楽しんでもらいながら行う啓蒙活動の大切さを

また円香さんや農協の方や他の牧場を経営なさっている方々の話を聞く中で餌や機械などの資材の高騰や搾乳する牛乳の量の調整など苦労なさっていることが分かりました。

自分の中で酪農に対するイメージは、牛に餌をやってのんびりするだけというイメージだったのでこのような深刻な問題があるのかと驚きました。そして命を扱う仕事の大変さや葛藤の話を聞く中で、自分のこれまでの考え方を見直してしんみりとした気分になることがあったのですが、その中でも牛に対する愛情や酪農に対する情熱を持って絶えず働く円佳さんが輝いて見えたことが印象に残っております。

好奇心で参加したプログラムだったのですが、大変だった作業も最後の日が近づくにつれてもっとやりたかったと思うほどになりました。

実際にお仕事をさせて頂いたことはこの夏休みの大きな思い出です。受け入れて下さったマドリンさんや期間中に関わらせて頂いた方々に感謝を申し上げます。素晴らしい経験をありがとうございました!

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